世羅幸水農園

農園スタッフブログ

2019年2月14日|梨(なし)

【梨】剪定作業が「65%」ほど終了しました

皆さん、こんにちはヽ(^o^)丿

立春からの3連休、ビルネ・ラーデンへの「イチゴ狩り」のご来園で多くの方にお越しいただくなど、とても盛況でありがとうございます(#^.^#)
イチゴも最盛期を迎えて、ハウス内のイチゴも赤色が日に日に増えています!例年は3月にピークを迎える「やよいひめ」も、今年はこの時期に既に味わっていただけます♪

「あきひめ」や「さちのか」とともに、3品種とも味わえるこの時期に、是非イチゴ狩りにお越しになられてみてはいかがでしょうか(*^_^*)
「事前に電話予約が必要」ですので、ご連絡いただいてお越しくださいね(^_-)-☆


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一方、生産の方では引き続き、梨の剪定作業が続いています。

剪定作業は長年の経験なども活きてくる作業なので、時には相談しながら剪定内容を決めたりします。

自分の受け持った梨の樹も大事ですが、他の樹との枝ぶりの兼ね合いや熟練者の意見を参考に、より良い剪定となるように進めています。

熟練者からの意見を聞くことで、技術継承にもつながりますね(^.^)


こうして剪定の内容が決まれば、いざ剪定作業の開始です!

以前にお話ししたように、枝が太い場合などはノコギリなどで枝を落とします。

剪定は握力を使う作業なので、長い時間の作業だとノコギリを使ったほうがいい場合もあります。

一本一本、枝ぶりを見てどの枝を切り落とすかを決めて作業を続けていきます。


そして、剪定の仕上げに取り掛かります。

数年前から、剪定の方法を変更して梨の収穫量を上げる取り組みを行っています。まさに今、新しい剪定方法の作業中です。

詳しい内容は控えますが、画像で分かるようにテープを巻いている個所がポイントですね(^^)

こうした新しい剪定方法も取り入れて進化しながら、技術の向上と収穫量の増加を目指しています(^o^)/

梨の栽培面積のうち、65%程度の剪定が終了しました。

残りの35%を3月中に終わらせられるといいのですが、栽培面積の大きさと人手との兼ね合いで4月以降にずれ込む可能性もあります(^_^;)

毎年のこの時期の外での作業は厳しい環境のため、思ったように進まないこともあります。


地道ですが、着実に剪定作業を進めて夏には梨の実が樹に溢れんばかりになることを期待して、今日も作業を続けます。



それでは~(^.^)/~~~

2019年2月7日|葡萄(ぶどう)

【葡萄】剪定 ~ 梨や林檎、桃と同じなんです ~

皆さん、こんにちはヽ(^o^)丿

立春も過ぎて暦の上では春に向かいますが、まだまだ寒い日が訪れますね(^_^;)
2月は冬のシーズンでも寒さがピークになることが多いので、これから本格的な寒さがくるのでは?とヤキモキしています(*_*)


先日、林檎の剪定を中心に桃も剪定しているお話しを、作業風景も交えてお伝えしましたが、葡萄も同じように剪定作業をしているんです。

葡萄の剪定なら「枝が細いのでは?」と思われるかもしれませんが、これがななななかどうして。しっかりした枝なんです(・。・;

ご覧のように横に伸びている枝を選定していくのですが、イメージより太いと思いませんか?

葡萄の実がなる「蔓(つる)」は細いイメージもあるようですが、葡萄の重さを支えるのでそれなりの太さが必要なんですね~。

ぶどう狩りなどにお越しになられたことがあれば、ご存知かもしれませんね(^^)

ぶどう狩りのときは葉も付いているので、そこまで見られてないかもですが、、、

こうやって、梨や林檎、桃と同様に一本ずつ手作業で剪定していきます。

剪定バサミでチョキンチョキンと、一枝ずつ切り落としていきます。

枝の高さが林檎などに比べると低いのでハシゴを使うようなことはありませんが、それでも手を上げての剪定作業なので他の果樹と同じようにキツイ仕事です。握力も使いますね(@_@;)

こちらが剪定後の上程です。

綺麗にすべての枝がなくなりましたね~。春になってくると、この状態から枝が伸びてきて葉もつけてきますよ(^^)v

収穫する前にも、生育途中でいらない枝を切り落としていく作業もあります。実に栄養を行き渡らせるためですね(^_-)-☆



こちらはハウス内の葡萄です。

こちらも剪定後ですね。ハウス栽培は店頭売りや贈答用をメインに栽培していますが、露地栽培用の葡萄と同様に剪定作業は何ら変わりなく行います。


葡萄の樹も寿命がありますが、日本の葡萄は長いもので「60年~80年程度」と言われています。ちなみに海外では100年を超える葡萄の樹もあるとか(◎o◎)
農園は、根域制限栽培の1文字仕立てですので、ハウス内の物は、ぶどうの着色にもよりますが10数年で植替えをしています。

葡萄は特殊で「台木」と「穂木」が合体して構成されているんですね。台木も種類は様々で、土質との相性や接ぎ木となる穂木との相性、その穂木自体もいろいろな種類があって、組み合わせは「数万、数十万」となることも\(◎o◎)/!
農園のぶどうは、ほとんどがテレキ系台木です。

その中で、世羅の土壌にあわせて構成された葡萄の樹は、良質な仕上がりとなってお買い求めいただく方々にご満足いただいて、世羅幸水農園の大人気果実となるまでに成長しました\(^o^)/

そうして生長した葡萄の樹が、新たなシーズンで葡萄の実をつけて美味しく育てていくために、剪定は必要な作業です。


連綿として続いてきた剪定作業を、2019年シーズンもしっかりきっちり作業して、次世代にも繋いでいきます。




それでは~(^.^)/~~~

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