ふじ
現在国内で最も多く生産されている品種です。「国光」×「デリシャス」を親に持ち、1962年(昭和37年)に登録されました。果実は300g以上と大きめで、酸味が少なく甘味が強いのが特徴。しっかりとした肉質で果汁も多く、蜜入りのものは特に人気があります。
現在国内で最も多く生産されている品種です。「国光」×「デリシャス」を親に持ち、1962年(昭和37年)に登録されました。果実は300g以上と大きめで、酸味が少なく甘味が強いのが特徴。しっかりとした肉質で果汁も多く、蜜入りのものは特に人気があります。
果皮が黄緑色で、表面に茶色い果点があるのが特徴です。「ゴールデンデリシャス」と「印度」から誕生したといわれ、果肉は緻密で酸味は少なく甘味は強め。大きさは300g前後で、果実は特有の芳香を持っています。果皮にサビのあるものは見た目が劣りますが、味はよいとされます。
「ゴールデン・デリシャス」と「千秋」を交配させた品種で、1983年(昭和58年)に長野県で誕生し、1999年(平成11年)に品種登録されました。サイズは300g前後で果皮は黄色に染まります。糖度は14~15度と甘く、適度な酸味もあって濃厚な味わい。また果汁が多くサクサクとした食感も人気です。
「千秋」と「つがる」を交配した品種で大きさは300~350g前後。果皮は濃い紅色になり、栽培地域によっては黒っぽく染まるものもあります。適度な酸味と甘味のバランスがよく、食味は良好。蜜はあまりありません。
300~350gほどの大きさで、果肉はややかためで歯触りがよくパリッとした食感が楽しめます。甘味と酸味のバランスがよく日持ちのよいリンゴです。「ゴールデンデリシャス」が自然交配してできた品種で、1981年(昭和56年)に品種登録されました。
簡単に言うと樹の枝を、日当たりや勢いなどを考えて切ることです。
しかし、実際は高度な技術が要求されます。
熟練の人でも、まだまだ勉強というぐらい複雑です。
この作業で、だいたい次の結果量がわかります。
りんごは一つの蕾から多くて6個の花が咲き受粉に成功すれば、それだけの実がなります。それを、大きく形の良いものだけ残すように、いらない実を落としていきます。
この作業は、2回に分けて行います。1回目は、1つの蕾のところに1個のみを残していき、2回目は1つの枝で着果する実の数を決めて落としていきます。この作業で、大体の収穫できる実の数が決まります。
この作業には、いろいろな意味があります。
1. 病害虫の侵入を防ぐ
2. 果実が小さいうちから袋を掛けるなどして遮光し、秋に袋を剥ぐと鮮やかに着色する
3. 袋を掛けたものはかけないものに比べて果皮に傷がつきにくいので貯蔵性がいい
因みに、スーパー等で「サンふじ」など「サン」とついているものは、品種の名前ではなく袋掛されなく栽培されたものが「サン」と頭につき、袋掛されたものは「ふじ」と表示されています。
この作業は、簡単に言うとりんごの着色をよくするための作業です。
特に赤い色のりんごは、太陽にあたるところがより赤く色付きます。そのため、袋を取った後、陰になっている方を玉を回して太陽が多く当たるようにし、また葉っぱで影をしているところは、葉っぱを摘み取ります。
9月下旬の秋映の収穫から始まります。
りんごの色を見ながら収穫していきます。
11月下旬のふじの収穫まで続きます。
収穫されたりんごは、氷蔵庫で貯蔵して4月ぐらいまで販売されます。