ピオーネ
「巨峰」を親にした品種。果色は巨峰より黒色が強く、外観・食味とも良好。ボリューム感のあるぶどう。シベレリン処理による種なし栽培
「巨峰」を親にした品種。果色は巨峰より黒色が強く、外観・食味とも良好。ボリューム感のあるぶどう。シベレリン処理による種なし栽培
赤系品種の代表。果粒がおおきく鮮紅色だが、着色しにくい。糖度が、18~20度でフォクシー香がある。食味に優れていて、女性に人気の品種。
果皮は美しい黄緑色の品種。糖度は20度以上になり甘みが非常に強い。露地栽培しているハニービーナスで、ぶどう狩りを行っています。また、世羅ワイナリーへもワイン用ブドウとして出荷しています!
果皮は美しい鮮紅色で大粒。糖度が20度以上と高く、食味が良い。
果皮ごと食べられる欧州系の有望種。黄白色の大粒。甘みが強く、多汁で食味が良い。
果皮は黄緑色で、糖度17~20度と高い。肉質は硬く崩壊性で独特のマスカット香がする。皮ごと食べられる食味最高の品種です
果皮色が赤く食味に優れた大粒のブドウ新品種。肉質はかみ切りやすくて硬く、香りも良い。「巨峰」や「ピオーネ」とは異なる外観をもち、食味は極めて優れている。
ぶどうの剪定には、長梢剪定と短梢剪定があります。幸水農園では、短梢剪定をおこなっています。これは、栽培方法が、広島仕立てという、根域制限栽培をおこなっているという理由もあります。
短梢剪定は、枝の元から2芽残して剪定していきます。
一般の家庭菜園などでぶどうをつくっておられる方が失敗されるのはこの作業をとばされることが多いからです。ぶどうの主幹をつくるとき、剪定したままにしておくと先端の3芽ぐらいしか枝が出ません。これは、果樹の特性である頂部優勢が出るからです。
芽の前に、幅1㎝深さ5mm程度の傷を入れてやることで、芽が一番先の芽だと錯覚して枝が出ます。これをやることで、ほとんどの芽が動いて枝が出ます。
ぶどうはつる性なので、どんどん枝やつるが伸びてきます。それを、針金に留め12葉でとめてやります。そして、次々出てくるツルや副梢を伸びるごとに取り除きます。それをほっとくと、養分が果実に行かずに大きくなりません。
この作業は大変で、枝が伸び始めてから、収穫するまでひたすらやらないといけません。
ジベレリンとは植物ホルモンの一つで、肥大させたり、種をなくしたりすることができます。
その効果は、時期やジベレリンの濃度によっても変わってきます。
皆さんが食べられている種なしブドウはこの処理が行われています。
また、大粒品種もこの処理をしないと大きくなりません。
摘粒は、ぶどうの完成形をイメージして行う作業です。
ぶどうの粒を、完成形をイメージしながら、重ならないように30粒程度にしていきます。
摘粒をしないと、着色が悪くなったり、ぶどうの粒同士がぶつかり合い裂果してしまいます。
幸水農園では、加温ハウス・無加温ハウス・露地栽培と8月上旬から10月中旬までぶどうを楽しんでいただけます。
また、瀬戸ジャイアンツなどの期待の新品種なども、いち早く栽培を開始しています。